【医療費控除、ふるさと納税】e-Taxで確定申告したときに困ったこと

※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、プロモーションが含まれています。

医療費控除のために確定申告をしました。マイナンバーカードを使って初めてe-Taxに挑戦しました。

事前に医療費情報はマイナポータルと連携済み、ふるさと納税情報は未連携の状態で進めたときに、私がつまづいたポイントが3つありました。

実際の確定申告作成ページの画面を使ってご紹介します。

あげ
あげ

この記事はこんな方にオススメです。

  • 医療費控除で確定申告される人で、ふるさと納税もされている人
  • 確定申告に不慣れな会社員
  • これからe-Taxで確定申告される人

確定申告で医療費控除に挑戦!

私は会社員なので、確定申告の経験は少ないのですが、

昨年の医療費が10万円を超えたので、今回、確定申告で医療費控除に挑戦しました。

自宅のPCからマイナカードを使ってe-Taxに挑戦しました。

以下の動画(YouTube「国税庁動画チャンネル」)を見ながら確定申告を進めました。

 

マイナポータル連携を利用するための事前準備についてご案内します。
マイナポータル連携(事前準備)(YouTube「国税庁動画チャンネル」より)

医療費控除の入力方法スマホで国税庁ホームページの「確定申告書等作成コーナー」にアクセスし、医療費控除の入力を行う方法をご案内します。
医療費控除の入力方法(YouTube「国税庁動画チャンネル」より)

パソコンで国税庁ホームページの「確定申告書等作成コーナー」にアクセスし、マイナンバーカードやスマホ用電子証明書を利用してe-Taxで確定申告書を提出する方法についてご案内します。
パソコン申告 マイナンバーカードでe-Tax(YouTube「国税庁動画チャンネル」より)

 

私にとって、厄介だったポイントが3つありました。

これからマイナカードで確定申告に挑戦する方の参考になれば幸いです!

 

これから確定申告を始められる方のために、先にネタバレしておくと、

確定申告するなら、ふるさと納税でワンストップ特例申請をされた方ふるさと納税の情報(寄付金控除の証明書等)の入力が必要になります。

事前にマイナポータルでふるさと納税の情報を取得しておくのがオススメです!

厄介ポイント①:追加したい医療費が2件あるのに、入力フォームが見つからない!

「集計フォームを使うほどではない数件の医療費をどこに入力するのか」が分かりませんでした。

 

事前にマイナポータルで医療費情報は取得済みでしたが、

我が家の場合、保険適用外の歯科矯正前の検査(50,000円)を追加する必要がありました。

 

ところが、確定申告のページを進めても、医療費を個別に入力できる場所がなかなか見つかりませんでした。

「医療費の領収書等入力」という項目には、「集計フォーム読込画面へ」のボタンしかなく、個別に入力できる場所が見つからず困惑💦

集計フォームを作らないとダメなのか・・・と思った矢先、

「医療費集計フォームを利用しますか?」の選択肢を【いいえ】にすると、1件ずつ入力できるボタンが出現!

これをなかなか見つけられず、時間がかかってしまいました。

厄介ポイント②:市販薬は医療費控除に含めていいの?

「市販薬は医療費控除の対象」と理解していたのですが、

いざ申告するとなると不安になってきたので、e-Taxのチャットボットに尋ねてみました。

 

チャットボットを開くとこんな画面が出ます。「所得税の確定申告」をクリックします。

「市販薬は医療費控除の対象ですか?」と尋ねました。

 

すると、チャットボットが回答してくれました!

回答:「一般的な市販薬の購入費は、かぜなどの治療に使用したものであれば医療費控除の対象になります。」

 

この回答を受け、市販薬の購入費用も医療費に追加しました!

税務署のサイトを調べるよりも、チャットボットで即回答を得られたのは便利でした。

厄介ポイント③:ふるさと納税は、ワンストップ特例していても寄付金控除額を入力する必要あり!

私は普段、確定申告しなくて済むように、ふるさと納税はワンストップ特例制度を活用しています。

先ほどの確定申告ページで医療費控除の入力を終えた後、ページをスクロールすると、

「確定申告をする場合は、ふるさと納税のワンストップ特例申請分についても入力する必要があります」との注意書きがありました!

つまり、確定申告をするなら、ワンストップ特例を適用していても、「ふるさと納税の寄付金控除」を入力しなければならないのです。

 

「ワンストップ特例でいつも申請しているから、ふるさと納税に関しては何もしなくてよい。」と誤解していたので、事前にマイナポータルで『ふるさと納税の情報』は取得していませんでした。

事前にマイナポータルで『ふるさと納税に関する情報(寄付金控除に関する証明書等)』を取得していない場合、この時点で1件ずつ手入力するしかありませんでした💦

 

昨年のふるさと納税の件数や金額を把握できていなかったので、確定申告の作業を中断し、最初からやり直しました。 

「事前にマイナポータルでふるさと納税の情報も取得しておけばスムーズに入力できたのに…!」と後悔です😢

ここから何を学ぶか

マイナンバーカードを使った確定申告は便利ですが、

・医療費を個別入力したい場合は、「医療費集計フォームを利用しますか?」を『いいえ』に設定

・市販薬も医療費控除の対象になる。チャットボットで確認すると便利!

・確定申告するなら、ワンストップ特例を利用していても、ふるさと納税の入力が必要! 事前にマイナポータル連携をしておくと楽!

これから確定申告される方、確定申告に慣れていない方のお役に立てば幸いです。